2020年にオープンした[三田天然温泉 寿ノ湯]。周りを緑に囲まれた閑静な高台に位置しておりながら、来場者数は1日1,000人を超えるなど三田の新名所として今注目を浴びているスポットです。これまでになかった”ライフスタイル温泉”という、新定番のレジャー施設の過ごし方をご紹介します。
360度、壁一面の本に埋もれる──。わざわざ三田に足を運びたくなる贅沢体験を
同館を運営する代表が幼い頃、番台として立っていた、とある銭湯。その原風景が忘れられず、地元・三田地域のライフスタイルに根差す新しい事業を始めようと決意し、約80年の時を経て誕生したのが[三田天然温泉 寿ノ湯]です。施設内には7種類のお風呂と天然鉱石を贅沢に使用した岩盤浴のほか、ジムやリラクゼーションサロンも完備。目玉であるライブラリーには1万冊を超える蔵書が揃います。ライブラリー中央には桜の木のオブジェが佇み、周囲の壁一面には本がずらり。“普段手に取らない一冊”をコンセプトに、東京・六本木 入場料のある本屋「文喫」がセレクト。旅行、アート、グルメ、建築・インテリア、ファッションなど、様々なジャンルからピックアップされており、新たな世界・趣味への扉が開く予感にワクワクしました。さらにカラフルなクロスが映える『おこもりブース』や、六角形の小部屋が並ぶ『蜂の巣こもり場』など、ユニークかつ洗練されたインテリアも魅力。「自宅とは違う空間ながら、人目を気にせずゆっくり読書に没頭できるオシャレなシチュエーションにこだわりました」と、マーケティング部部長の勝田さんが語ってくれました。
これが最新版「地域憩いの場」。ふらっと立ち寄りも、どっぷり過ごすも◎
とにかく見どころ満載の同館。どこから行けばいいのか迷ってしまう方も多いのでは。
モデルコースを伺ったところ「岩盤浴やジムで汗を流し、お風呂でさっぱりしたあと、ご飯を食べてライブラリーでくつろぐというコースが定番です。また昨今ブームのサウナーの方だと、まずはサウナ・水風呂を3セット。そのあと館内着に着替えてオロポ(オロナミンC+ポカリスエットを割った、サウナーの定番ドリンク)を飲んで一休み。ランチを食べ、ライブラリーで本を読み、再びサウナへという流れがオススメ。これは当社スタッフもイチオシのコースですよ」とのこと。朝から晩まで丸一日たっぷり過ごせるので、オープン前からお客様が並ばれていることもしばしば。今後の展望を伺うと「ここでしかできない体験・サービスを提供し続けたい。そして当社だけではなく、三田地域全体がより一層盛り上がっていくことを何よりも願っています」とのこと。2021年12月には、[寿ノ湯]から徒歩1分の場所にグランピング施設をオープンし、すでに好評とのこと。いまがアツい三田に、ぜひ足を運んでみて。
三田天然温泉 寿ノ湯
〒669-1547 三田市富士が丘5-2
TEL:079-564-4126
WEB:https://kotobuki-yu.com/
営業時間:10:00~23:00(施設により異なります)
定休日:水曜日
※最新情報は直接店舗へお問い合わせください
Access
六甲北有料道路 上津出口から車で約10分