トンネル安全走行ガイド
トンネルに入る前に
トンネル内の情報を確認する
事故発生、故障車あり、落下物ありなどの情報が、トンネル入口情報板に標示されます。進入禁止の標示が出されているときは、後続車に注意を促しながら停車し、トンネル内への進入はやめましょう。
ラジオを聞く
トンネル内では事故や、火災の発生などの緊急時に備えて、AMラジオを通して情報を提供しています。トンネル走行中は必ず聞きましょう。
燃料を確認する
自動車運転前のチェックポイント
- 燃料の量
- ファンベルトの張り具合
- 冷却水の量
- タイヤの空気圧
- エンジンオイルの量
- タイヤの溝の深さなど
- ラジエーターキャップの締まり具合
ヘッドライトを点灯する
トンネル走行中の自車位置を他車に確認しやすくするため、光量の小さい車幅灯よりも、視認効果の高いヘッドライトを点灯しましょう。
積荷に注意する
落下物は落とした側の責任です。走行中に荷崩れを起こして落下させたりしないように十分注意しましょう。
フロントガラスの曇りに注意する
雨の日や寒い日はトンネル進入時にフロントガラスが曇る場合があります。曇った場合は、ワイパーでふき取るなどすれば、曇りは徐々になくなります。
トンネル走行中
トンネルでの注意
トンネル走行中の情報は、トンネル内情報板でお知らせします。
トンネル内での事故原因で大半を占めるのは、スピートの出しすぎや、無理な追い越しによるものです。
トンネルでは、傾斜が判断しづらく、知らないうちにスピードが出ていたり、落ちていたりすることがあります。また、感覚のズレから前の車が走行中か、停車中か判断できない場合があります。
スピードメーターでスピードを確認し、車間距離を十分に保つようにしましょう。
中央監視室の監視作業
トンネル内監視(ITV)
50m~200mの間隔で設置し、トンネル内の状況を中央監視室で常時監視しています。
自動通報機(火災探知器)
24m間隔で設置し、火災の発生を中央監視室に通報します。
水噴霧
近投、遠投用組合せノズルが、約5m間隔で10個取り付けた装置を50m間隔で設置しています。